
コミュ障に転職エージェントは合わない
私は重度のコミュ障ではありませんが、一般的な人よりそのあたりは相当劣っているのは確かです。現時点で転職5回している私は、これまで一度も転職エージェントを使って転職をしたことがありません。それは合わなかったり、上手く活用できなかったからです。
私の周りの友人で3人くらい転職エージェントを上手く活用して転職された方もいますので、そういった見聞きした内容も書きたいと思います。
Contents
- 0.1 私は転職エージェントと全く合わなかった
- 0.2 「転職のときだけ急に他人と密にやり取り」できない違和感
- 0.3 とにかく不信感を持ってしまう
- 0.4 興味のない案件リスト・機械的メールが増える手間
- 0.5 ジュニア転職だと「そもそもエージェントが必要ない」と感じた
- 0.6 結局「伝書鳩」に見えてしまう
- 0.7 転職回数が多い・キャリアがごちゃついていると敬遠される気もする
- 1 それでも「良かった」と思えたこと
- 2 転職エージェント視点で考えると「そりゃそうだ」と思うこと
- 3 私の周りで起きた「成功事例」
- 4 まとめ:転職エージェントが合う人・合わない人は確実にいる
- 5 私の結論:文句言いながら働くくらいなら転職しちまえ
私は転職エージェントと全く合わなかった
まず、私の場合は、3社目から4社目くらいのときやそれ以降で転職エージェントと時々やり取りしますが、全く合いませんでした。色々思うところはありますが、まずは私目線から書きます。
「転職のときだけ急に他人と密にやり取り」できない違和感
私はコミュ障と書きましたが、つまり人とのやりとりや交流というのは普段あまり求めません。つまり些細なことから大きなことまで、一応、合っていようが間違っていようが判断を重ねてきているわけです。
そんな私が、転職のときだけ急に転職エージェントとやり取りを開始して、ハイハイとアドバイスなりを聞けるわけないんですね。私が感じている違和感はおそらくこのあたりなんだろうと思います。
とにかく不信感を持ってしまう
実際に転職エージェントを介して応募と面接まではしたことあるんですが、とにかく不信感を私が持ってしまいます。
何社か応募するなかで私が入社したいと思うような会社で選考落ちした際に、**本当に応募したんだろうか?**といった不安です。メールのやりとりなどでたとえ聞いたとしても、本当の本当に応募したかどうかは分かりえないですよね。
そういうところで圧倒的に悩んでしまって、つまり、自分で動く直接応募であればそういったことなく自分で管理して、自分で応募したかなども当然分かるし、そのあたりの納得感はあるわけです。
興味のない案件リスト・機械的メールが増える手間
転職活動中ですが、自分が全然興味のない案件をリストアップされたり、そういった手間も感じました。機械的に送信されてくるメールも増えるし、それを見るのも面倒でした。
ジュニア転職だと「そもそもエージェントが必要ない」と感じた
私の場合のレベル感ですと、だいたいジュニアレベルの転職なんですね。異業界異職種とか、異業界の同職種とか。
そのレベル感だと普通に求人自体も表に出ているものが多いので、転職求人媒体とか、その会社のホームページで掲載されています。そういったものに対して、上記のことも足すと、私が転職エージェントを介してやりとりする必要性を全然感じないんですね。これは強がりかもしれません。
結局「伝書鳩」に見えてしまう
私の低いレベルの利用方法だと、結局転職エージェントって伝書鳩みたいな、私と企業の間に立って書類やり取りするだけの人にどうしても思ってしまうんですよね。
そういったものが伝わってしまうのか、面倒くさいと思われるのか、結局転職エージェントを利用して転職が決まったことは一度もありませんでした。
転職回数が多い・キャリアがごちゃついていると敬遠される気もする
また、私のごちゃついたキャリアや転職回数の多さなども、転職エージェント側からみて転職の決まりにくさを考慮され、お互いに敬遠される状態なのかなと思ったりもします。
それでも「良かった」と思えたこと
私が転職エージェントを利用していた時に一度良かったなと思えることがあって、それは私が直接応募先を探すなかにも全く眼中にないけど、求人を見たら「おお!行けるなら行って働いてみたいな」って思える求人を1件出してきたことです。
この経験があったとき、おーこれこれ。と思いました。まあ面接までいけたんですが落ちました。
自分の検索限界とかあると思うし、こういった自分が思いもしなかった案件が、もしかしたら自分の今の経験でできるかもしれないと思ったときに、それはあなた(転職エージェント)から応募しましょうってなりました。
職務経歴書を更新してくれたのは助かった
あと、基本的なサービスとしては職務経歴書を更新してくれることですね。
3社目から4社目くらいのときにはじめて転職エージェントとやり取りし、その時に自分の職務経歴書のやりとりがあって、転職エージェント側に修正してもらったものを使いました。
まあある程度テンプレート化したものに当てはめているだけでしょうが、実績がある様式だと思うのでその点は参考になりました。
転職エージェント視点で考えると「そりゃそうだ」と思うこと
転職エージェント視点で考えたいですが、というかこれは考えていたほうがいいと思うのですが、やはり転職エージェント側も仕事でやっているので、彼らにとって転職する人は商品で、それをどう高く売り込むか。という点が明確に分かりやすく彼らの成績と収入になるわけです。
そういったなかで自分(転職する人)が彼ら転職エージェント側にとってどれくらい優良な商品となりえるのか。ということがあると思います。
私の場合ですと、異業界異職種の転職もしているし、1社あたりの経験年数もそんなに長くなくて、はっきり言って扱いにくい人になっていると私自身感じています。
高年収の仕事に合格して転職してもらえれば高手数料収入となりますが、一般的な年収の仕事であれば、手間はかかる割に収入は少ない。となってしまいます。
だから、転職エージェントっていうのは良い経歴の人に、良い(高年収)仕事に就いてもらって、より早く、より簡単に合格してもらって実際に転職できる人というのが彼らにとって一番価値が高くなるはずです。
理想的な成功パターン(たぶんこういう流れ)
理想的なケースを考えるとこんな感じなんではないかと思います。
- 働く側(転職側)は経験社数1社、もしくは2社で同職種を10年以上継続して経験している
- 順調なキャリアで、社内昇進もしており、部下のマネージメント経験もある
- すぐに転職を考えているわけでない
そういったところに、転職エージェント側はこのようにやってくると思います。
契約している企業から新しい求人枠が出たと連絡をもらうなりして、それを自分の抱えているネットワークに宣伝、そして自分でも適切な人材がいないかをサーチする。すると、先ほどの転職側の人がヒットする。
例えば異業界同職種で求人側のほうの業界のほうが年収が高いと一般的に考えられる場合、転職エージェントが求人者にアピールしやすいと思います。それで、転職エージェントから求人者にコンタクトする。情報交換しませんかって。
とんとん拍子に進んだ場合、転職者は自分で転職を考えていないときだったので、転職先を自分で探して応募などする手間なく、言われた通り面接を受けて合格し、転職をするとおそらく数十万レベルでの年収アップ。
転職エージェント側としても年収の20-30%が入るので数百万の利益となり、採用企業からも良い人材を紹介してくれてありがとう。となるわけです。
ここに、転職エージェント側に1回の転職で数百万の手数料を企業が払っても使いたいという価値だと思います。
この成功パターンの場合、だれにとってもプラスとなる三方良しですよね。
- 転職者:働きたいと思えるような新しい仕事で年収アップ
- 転職エージェント:手数料という高い報酬
- 採用企業:良い人材を自分たちの手間なく採用できる
その流れを知ると「私は価値のある商品じゃない」と思ってしまう
このようなビジネスの流れを知ったなかで自分がそれ相応に価値のある人材かを考えたときに、私は全くそのようなことはないと思うので、そういった点も総合的に考慮して転職エージェントとはなかなか上手くいかないんですよね。
だから、転職者としてやっていきたいのは、やはり自分のキャリアをしっかり決めて(私を反面教師として)相応の経験、年数を積むことですね。
逆にいうとこれさえあれば、10年から15年くらい経ったあたりから無双できるんじゃないかなとなんとなくそう思います。というのもそういう成功者が周りにいたからです。
私の周りで起きた「成功事例」
私がいた業界は活況だったので、主に海外から新しい企業がどんどん進出してきていて、日本で新しくビジネスを始める。という段階でした。
その場合、これから日本で新しくビジネスを始めたい、ローカルの法律や手順、仕事を推し進められる人材が欲しい(マネージャー)、加えて現場でオペレーションできる人材も一定数揃えたい(プレーヤー)、それもいつまでに。と明確な目標が決まるはずです。
それに、これくらいの予算を使うとある程度潤沢な予算もでるでしょう。そうしたときに同業界同職種の人が一番注目されます。つまり転職者側からすると、今までと全く同じ業界、同じ仕事を他の会社でするだけで年収が爆上がりするチャンスなんですよね。
まあ私は全くその波にのれていないんですが、友人とか、すぐ後ろに座っていた同僚とか本当に優秀な人はそのようにして数年レベルで数百万円ポンポンと年収を上げているようでした。羨ましいですね、嫉妬というよりかはマジで尊敬しています。
ということでここからは他人の、私の周りでおこった成功事例をみていこうと思います。
成功事例①:旧帝大修士・日系大手IT→年俸1200万
一人目は私の友人でガチ優秀です。旧帝大出身の修士で、その時点で相当強いんですけど、日系大手ITで当時900万円くらいもらっていたそうです。1社目で10年いかないくらいでこれくらいにまでなっていて、そこで転職エージェントを活用した転職をされていました。転職エージェントとしても一番扱いたい人材だと思います。
最終的に彼が決まったのは同じ日系ではありますが、大手ITで提示された年俸は1200万円だったそうです。30代前半の会社員でこれは相当高いほうだと思います。
この時の転職エージェントは他にもいくつか転職先候補を紹介し、面接を受けさせ、内定をいくつか得た状態にして、それらを競いあわせて最終的に1200万円の提示をもらったようでした。
今、ここに書いているだけでもドキドキしてしまいますが、これこそ本当の転職だと思いますよね。すごすぎます。
彼に聞いたら、面接の世界が違った
その友人に面接の内容とか色々聞いてみたんですが、まあ私には到底無理そうでした。というのも、技術者の転職って技術面接があるんですけど、相当ガチですね。
AI関連なんですが、AIを使ってどうのこうのではなくて、AIを作る側の人間ですね。だから統計とかそういったところから深い知識を持っていないといけないし、それを今度はどうやって実際にプログラムに落とし込んでいくかということになります。
一回、彼と焼き肉に行ったんですが、カバンの中からLinuxのOSについて全編英語の分厚い書籍がでてきてドン引き(大尊敬)して笑いました。
成功事例②:同僚が2〜3年で1000万超え転職
もう一人は友人というよりは同僚なんですけど、彼も最終的には1000万超えの転職を成功させていました。
彼は私より後に当時私が勤めていた会社に入社してきました。彼も旧帝大卒の高学歴で、新卒で入社した会社で10年以上在籍し、役職があり、部下のマネージメントもしていたそうです。年収は800-900万くらいだと思います。社内人事で技術者から人事へ移るなど、相当優秀だったみたいです。
「給与は良いけど現場ゴリゴリ」がしんどかったらしい
そんな彼がうちに来た時、最初は楽しそうな雰囲気ではあったのですが、だんだんと悩んでいる感じでした。
というのもその会社はめちゃくちゃ大企業なんですが、どんだけ優秀でも転職で入ってきた人にゴリゴリ現場仕事やらせるんですね。社内のジョブレベルとしても同じに設定されます。年収はというと1000万円ギリいかないくらい。と言っていました。
私は同じ仕事をしていて、ですが私は経歴が弱いので、700万円くらいでした。別に差があることは当然なので私は全く気にしませんが、つまり会社側は人それぞれにそれまでの経歴を考慮してしっかりとした年収を提示していたようでした。
つまり給与はいいけど、やっている仕事がゴリゴリ現場っていうのが悩みの種のようでして、彼からすれば人事をやったり、役職付きで部下も管理していた立場から、給与は上がったけど、現場作業ゴリゴリって相当な落差ですもんね。悩むのも分かる気がします。
エージェントを複数使い、内定を保留しながら慎重に進めた
それで彼は最終的に2-3年で、その同業界異職種に転職しましたが、その数年での転職で1000万円は超えたそうなので、わずか2-3年で働く会社を変えただけで1000万円超えの収入を得ることに成功したようです。
彼は相当慎重な性格で、私なんか転職活動をしていて内定が出たらすぐに飛びついて会社を移ってしまいますが、彼はエージェントをいくつか活用して有利に面接を進め、内定が出てもそれを保留にしながらじっくり検討を重ねたようです。
最終的に決めた転職先の企業とは、実際に役員の人に面接以外でも会ったりして、良い給料で内定出すし、しっかりと育てるから長く働いて。といった内容でオファーをもらったようです。すごいですね。
仕事ぶりを見て「スーパーマン」だと後から気づいた
彼は人脈というか人とのつながりを大事にしていて、今も時々ですが私と会ったりもしました。私のような人間にあまり積極的に関わる人って相当少ないんですが、それくらい人との縁を大切にする人でした。
その人の仕事を見ていると、なんかすごかったです。私は現場作業が得意でそればかり注力していたんですが、彼はマネージメントのほうが得意なようで、それは人のマネージメントだけではなく、プロジェクト作業のようなある程度期間と予算をもって進めるような案件ですね。
異業界異職種で入社したのにも関わらず、すぐに内容を理解し、技術的に私が分からないようなレベルの難度の高い業務内容を本当にサクサクと進めていました。
ステークホルダーが多いので、社内のルール、製品の仕様、現在の状況、予算、日程、協力会社の管理、そういったものを一括でやっていました。
一緒に働いていた当時は多分私が現場作業ばっかりやっていたから全然凄さを感じなかったのですが、こうやって文字に起こすとバリバリスーパーマンなことが分かってきました。
まとめ:転職エージェントが合う人・合わない人は確実にいる
以上、私が転職エージェントを使いきれない理由、理想のケース、実際のケースなどリアルに見聞きしたことを書いてみました。人の人生色々ありますが、自身の目標目的に沿って転職も必要に応じてやってみると面白いかもしれません。
私の結論:文句言いながら働くくらいなら転職しちまえ
私自身の考えとしては、文句言いながら働くくらいなら転職しちまえ。って思います。
この仕事は評価されないとか、給与が上がらない。とか文句言う人いるんですが、そんなこと言うくらい自分のスキルに自信があるようなら普通に転職して給与上げるなり、評価される職位に就くなりすればいいと思います。
たとえ文句言いながらでも結局その会社に居続ける人って、結局会社からしても都合良く使える人材。としか見られないと思いますから、そこそこで放置されるだけなんじゃないかなと思います。
ただし、転職はリスクでもある
ただ、転職ってリスクです。よく転職先で、転職できてよかったね給与上がったとか聞かれるんですが、まあ残業込みで上がったりすることはあるんですが、それ以上にリスクはいっぱいあるんですよね。
- 住む場所の問題
私は独身なので比較的自由ですが、家族、子供がいれば単身赴任なのか子供の転校なのかって色々あると思います。家を持っていたら売るのか賃貸か。 - 人間関係の問題
いい人ばかりとは限らないです。本当にそうです。私は転職先で1人からめちゃくちゃなぜか嫌われましたが、会社休むわけにはいかないし、先輩社員だったのでめちゃくちゃ気持ちの面で大変でした。 - 異職種なら勉強漬け
異職種になった場合には、そこから新たに勉強の毎日です。メモをひたすら取って自分に馴染ませていく必要があります。年をとるごとにこういったことはきつく感じてきますね。
一社で働いてきた人って恐らくこういったことを経験したこともないし、想像もできないと思うので、一社でずっと働けている根性と実績についてはめちゃくちゃ尊敬するんですが、あんまり言葉で攻撃してきてほしくないなと思ったりします。
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