
独身なのに一軒家を買って、自分には合わなかった話
YouTube動画にはだいぶ前に「独身なのに一軒家を買った」として動画をあげてみていて、本当はそれに伴う必要資金とか手数料とかそういったものをネタにしていきたかったのですが、時は経ち・・・。
一軒家を買ったのが 2019年か2020年くらいでした。コロナが流行り始めたくらいの時期でしたね。
一軒家を買ってからというもの、たまたまではあるのですが 仕事が急にうまくいかなくなり、家に関連するストレスも 賃貸の時より増えてしまって、結局 1年くらい住んで売却しました。
田舎だったのですが、買ったときの値段より 100万円上乗せして売りに出してみたら売れたので、なんとか金銭的には プラスマイナスゼロくらいにはもっていけたのかなと思い、お金にしても、生活にしても、一軒家にしても色々勉強になりました。
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ずっとアパート暮らしで、逆に一軒家に憧れてた
私は生まれた時、記憶があるときからずっとアパート暮らしでして、よくドラマで貧乏主人公が住んでいるような 団地に住んでいました。
今の自分からすると絶対住みたいとは思わないような環境なんですが、立地が良かったし、静かな環境で学校の友人も多くて、子供時代なんで結構楽しかったです。恥ずかしい話ですが、今でも寝るとき結構思い出したりします。団地なんで夏祭りなんかもあったりして参加していました。
それで家族が次に移り住んだのが一軒家でなく 新築マンションでした。新築だったので団地の頃より圧倒的に設備が良いし、エレベーターあるし、立地も良く都会で良かったんですが、集合住宅という絶妙な近さ加減がどうなのかなと思ったりして、それでずっと一軒家に住んでみたいなと思ったわけです。
独身だけど「余裕があれば買いたい」と思ってた
普通家を買うときって、結婚して家族ができて子供ができたくらいで買うか検討して色々悩んだ挙句買う、という流れになるんだと思うんですが、私の場合ずっと独身でそういった可能性は限りなく低いと自覚しておりますので、資金計画に余裕があれば買いたいなと思っていました。
きっかけは 仕事の都合で田舎に転勤になったことですね。そこは私の人生のなかでもまあまあな田舎だったんで必然的に人口が少なくて、家も安くでていたんですね。
それで気に入った 平屋が1100万円で売りにでていたので 住宅ローンをフルローンで借りて買ってしまいました。お金の話はまた資料引っ張り出して詳しくまとめてみたいですね。
ここからが地獄のはじまり(死ぬほどじゃないボディブロー)
ここからが地獄のはじまりでした。とはいっても死ぬほどの地獄ではありません。じんわり自分の精神に聞いてくるようなボディブローです。
最初はとても良かったです。転勤して最初に見つけた賃貸がとても狭かったので、一軒家は平屋ですが独り身には十分な大きさです。アスファルト舗装された駐車場があり、平屋なんで各部屋の移動も楽。屋根裏部屋まであってまさに私が欲する理想のような家でした。そういえばサンルームもついていたなあ。
良かった点:平屋・静けさ・灯油タンク・駐車場・屋根裏
良かった点としては、先ほども書いたように 平屋ということですね。縦の移動もないし、土地に対して一番贅沢なんです。
その田舎は北国だったんで冬は寒いので虫の発生も少なく、床下も確認しましたが本当に綺麗なままでした。大通りよりも少し入ったところに位置する場所で夜は本当に静かでした。
雪国に一軒家を買って知ったのですが、家の裏手に数百リットル貯められる 灯油タンクがあって、地元の石油屋さんと契約したら勝手に入れに来てくれて請求も引き落としとかできて燃料の補給が自動化されているんですね。これが良かったです。
マンションなら玄関出ればもう共用部ですが、一軒家では玄関外も自分の敷地なので、宅配ボックスを買ってブロックの上に自分で固定して設置しました。これで置き配が安心で便利でした。
駐車場は家の真横にあり、車の後ろに倉庫もあったのでスタッドレスタイヤを保管したり、自宅駐車場で車をジャッキアップして自分でタイヤ交換したり車好きとしても良かったです。雨の日も案外濡れずにすぐ車に乗れました。
屋根裏部屋も便利で、独身の割に多い荷物を全部ここに保管できたので部屋はきれいに整理でき、とても良かったです。まさに自分の理想というか城を持てたという実感がありました。
合わなかった点:水圧・風呂窓・玄関の光・防犯・視線
ここからが、合わなかったほうの話です。本当に色々あります。
まず、買ってから初めて知ったんですが、シャワーの水圧がとっても弱かったです笑。調べると貯湯式らしく、めちゃくちゃ水圧が弱くて、出ないわけじゃないんですがこれが小さいストレスとなりました。
風呂関係で思い出したのが 風呂の窓ですね。私は風呂に窓など要らん派なんですよ。平屋の住宅街の一軒家で浴室の大きな窓なんて開けたら隣の家のリビングなんですね。すりガラスなんで見えないんですけど光はピカッと漏れるし悩みどころでした。結局、寒さ対策も兼ねて真っ青な断熱ボード切って置いたんですが、今でも近所からはどう思われたんだろうなと。
次は 玄関です。一軒家って採光のガラスありすぎるんですよね。夜には家の中の明かりが玄関の採光ガラスを通して通りまでピカーっと光るわけです。嫌で、全部板をテープで張って塞いで見た目が悪くなりました。
その玄関ドア繋がりですが、防犯面が心配なんですよね。平屋なんで四方に窓たくさんあるし、玄関にも窓があるんで、ここ割られたらすぐ鍵開けられるやん、って思いました。あらゆる窓に防犯のテープ貼ってこれも手間でした。明るさや解放感って防犯面とトレードオフなのかなと実感しました。マンションの一室は開放部が少ない分、防犯面に優れていると私は思いました。
一番しんどかった:ご近所付き合い、ゴミ捨て、公園清掃
ここからが私の一番苦手な人付き合いになるわけですが、ご近所付き合いがマジで最悪でした。もう2度と一軒家買わねーぞと思いました。
最初こそ挨拶して普通を装えたんですが、次第に町内会で会合があるとか言い出して、結局一度も行かなかったんですが、この地区のボスがあの家でーとか話していて、言葉は悪いですがキモイなと思いました。
賃貸だとごみ置き場も敷地内に絶対あって、地域行事への参加は強要されないと思うんですよね。
それが一軒家だと町内会で飲み会とか開催されているようで、あと、ごみ置き場も家から遠かったです。家を出て一戸建て3軒くらい歩いた先にあって、まあまあストレスに感じました。
一番きつかったのは 近所の公園の清掃とかいうやつです。独身で子供もいないのに地区の小さい公園使う男いるんかね、って思っていて、その使いもしない公園を地区のみんなで清掃する。という私にとっては到底納得できない謎行事でした。
引っ越した当初挨拶したおばあさんに「あなたは若いし仕事もしているから公園の清掃でなくていいんじゃない」と言われ真に受けていたんですが、ずっと行かなかったらだんだん圧が強くなって、しまいにはA4に印刷されて参加を促されるようになってしまいました。
友人に聞くと「新しく引っ越してきた人には地区のルールを教える」「どんな奴が住んでいるか知って安全を守る」みたいなことを言っていました。私の場合はそれをされる側になってしまったわけですね。
雪かき、仕事の不調、嫌がらせかも…で心が折れる
一言でいうと私のコミュニケーション力の低さと馴染む努力のなさが悪いのはわかっています。ですがこの状況が続くとどうなるか。私の勘違いかもしれませんが 一回嫌がらせされたかなと思います。
雪国の田舎だったんで冬になると雪かきがあります。家の前だけじゃなく近所のおばあさん宅の前まで除雪するんだと言われ、独身で現場作業もしていて、家に帰ってまでなんでこんなことまで…と後悔するモードに入っていました。このころ仕事もちょっとうまくいかなくなって、家でも仕事でも何やっても駄目だって気が滅入ってしまいました。
ある日出勤しようとしたら道の真ん中に、自然には絶対できないような丸い大きな雪の塊が置いてありました。使う人は2〜3軒くらいで、出勤方向や時間を知っていてわざと置いたのかなと思い、ああ嫌がらせかなって思いました。車を降りて砕いてどけましたが、朝から精神的にきましたね。
結局:退職→引っ越し→売却、そして今は鉄筋RC賃貸
給与はまあまあ満足のいく仕事をしていたので相当悩みましたが、結局そこで仕事を辞めて、採用された仕事のある地域に引っ越す際、同じ地元の不動産で売りに出して売れたという流れになります。
やっぱり人間社会、コミュ力ないとなかなか上手くいかないなーと思いました。こんな人は一軒家買ったらダメなんだと買ってみてようやくわかりました。
今はマンションライクな鉄筋RCの賃貸に住んでいます。ここでも細かいストレスはあるんですが、一軒家の田舎の陰湿感あるコミュニティに属するよりは私によってよっぽどマシだとわかりました。逆に言えばコミュ力ちゃんとあるとか努力できる人なら問題ないと思います。職場にも休みの日に地区の清掃している人がいて、まあそういうことですよね。
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