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メニエール病の体験と考察

はじめに

今回は、私がメニエール病を経験した際の状況を記録として書きたいと思います。医療専門のブログではありませんが、同じような症状に悩む方の参考になれば幸いです。これはあくまで私の個人的な体験談であり、主観的な意見も多く含まれます。

メニエール病の診断と症状

原因不明の病気

メニエール病は現在も主原因が不明とされているようです。しかし、難聴やめまいといった症状が明確であれば、問診や診察でメニエール病と診断され、適切な薬が処方されるのだと思います。

医師の見解

インターネットの記事では「めまいが伴う」と記載されている場合も多いですが、医師の話では、単発の難聴は突発性難聴、繰り返し難聴が起こる場合がメニエール病だとされるようで、めまいが無くともメニエール病と判断されるようでした。

私の症状

難聴の具体的な体験

Katamimi

私の場合、片耳に低音がゴロゴロ鳴るような難聴がありました。例えば、水が耳に入って出てこないような不快な感じです。オフィスではこの症状が特に厄介で、人との会話に集中できない状況が続きました。一方で、職場の機械が動作している部屋では、機械は発する音が耳鳴りと同調し、症状をあまり感じなくなりました。つまり、普段は片耳だけでずっとゴロゴロ鳴っているのがとてもアンバランスで不快を感じているのだと気付きました。

診察と検査

病院で耳や鼻から細い管を入れて鼓膜を観察しましたが、外部には異常は見つかりませんでした。その後、頭部CTやMRIも撮影しましたが、結果に問題はありませんでした。CTやMRIを撮ったのはもしかしたら神経的な問題を疑ったとのことでしたが問題がなくて良かったです。メニエール病による難聴の症状は内耳に体内からの分泌液が溜まることが原因で起こると説明を受けました。

発症の背景

ストレスと運動不足

メニエール病は女性に多いとされてきましたが、私は男性で発症しました。昔の女性は専業主婦などで運動不足が原因だったのではないかと私は考えています。一方で、私もオフィスワーク中心の生活で運動不足とストレスが重なり、発症に至ったのではないかと思いました。

ストレスによる発症

Shippai

1回目の難聴は転職面接後のストレスが原因でした。GAFAMの一つの企業で面接を受けましたが、結果は不合格。悔しさと情けなさで非常に強いストレスを感じた後、片耳がゴロゴロ鳴り始めました。自分がとても期待していた分、落差が激しく、普段感じる落胆よりも非常に強いものでした。

2回目は現在の6社目の職場で6か月目くらいで色々なストレスが溜まり、難聴が再発しました。新しい職場環境や高い周囲のレベルに適応するのが難しく、精神的な負担が大きかったのだと思います。

私は、社会人になってからというもの常に運動不足の状況でしたから、そういった状況に強烈なストレスがきっかけとなり、それが内耳の状況に影響を与えたのだと自分の身体を振り返ってみてそう感じました。運動といっても仕事による強制的な運動よりもやはり休日に行うスポーツのようなものが参考となるのかもしれないと推察しています。そういったスポーツをできる余裕や体力、時間があればそれはライフワークバランスがとれていると言えますし、身体をスポーツを通じて動かすことでストレスも軽減されていくと思うからです。

対策と改善

Kaizen

上司への相談

2回目の発症後、今勤めている会社の上司に相談しました。自分の状態や感じていることを素直に話し、理解を得ることができました。職場での直接的な変化・対策は結果としてありませんでしたが、直属の上司が気にかけてくれるだけで心が軽くなりました。

有酸素運動の導入

メニエール病の改善策として、有酸素運動が効果的だという記事を見て、水泳を始めました。水泳を続けることで体調が良くなり、難聴症状の再発もありませんでした。運動不足とストレスの解消に水泳が大きく役立ったと感じています。実は病院で処方された薬がなくなった後、難聴の症状が戻り始めてきたなと感じた期間があったのですが、それも水泳を始めた有酸素運動の効果で抑制されたと思います。

結論とアドバイス

メニエール病の症状が出た場合、まずは早めに病院で診察を受け、適切な治療を受けることが大切です。体質や性格など色々な要因はあるのだと思いますが、ストレスと運動不足が重なった時、メニエール病になる人はなってしまうのだと思います。なので、ストレスを減らし、運動習慣を取り入れることで再発防止につなげることができると私は考えました。治療で難聴が改善したら、ランニングや水泳など、自分に合った有酸素運動を習慣づけることを試してみることをおすすめします。

あと、人によってはめまいがあったり、私のように繰り返す難聴だけというように症状にもグラデーションがあるようなので、周りの理解も必要かもしれません。人のストレスは様々ですが、周りにそういったメニエール病による難聴などをもつ人がいればストレス解消となるように気をつけてあげるのが良いかもしれません。

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